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日記

陣馬

陣馬山に登りました。わたしにも山を登ることができるんだ!と大変自信がついた。山頂目前の上り坂道を上る時の苦しさに比べたら大抵のことは乗り切れる。色々な植物を見たりした。2時過ぎから雷鳴が聞こえ、慌てて下山するもバス停で豪雨に降られる。たぶん下山の途中で祠を見間違えて「犬小屋だ!」と言ったのがまずかった。ナムナム!と森見登美彦製のおまじないを唱えたが効果なし。

ビチョヌレのまま温泉へ直行、やまなみ温泉で一息ついたら回復したのですぐに帰宅。温泉は気持ちいい!GW中だったので若い人も多く、すなわちみずみずしい女体見放題… やはり人間一人一人に個性のある体が備わっていて人体は美しいですね。まじで温泉気持ちよかった。足は死にました。明日も筋肉痛だ〜

帰ってからおばあちゃんに撮った写真を見せたら、植物の名前を教えてくれた!すごい。しかもネットで検索したら合ってた。こういう知識を増やして山登ると、また面白いかもしれない。

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マムシグサ。一面の緑の中けっこう禍々しい赤色。調べたらやはり全草に猛毒があり、汁に触ると炎症、飲食すると最悪死ぬ。こんなんがポンポン生えてるから自然は怖いね。湿った林の中に生える。


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ヒトリシズカ。花が2本以上だったらフタリシズカ。何の危険もない綺麗な花。白いのは花じゃない。栽培することもできる。日本の林の中に生える。普通は群生する。吉野静ともいう。
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麓の方の民家で見つけた八重山吹と、ヤマツツジ

山に登るのって面白いなあ〜。体力ないから疲れるし、山道はゼエハア言いながら登るけど、飛んでる虫も気にならないくらい面白い植物とか綺麗な景色とか深い山とかを感じられるし、山頂に着いた時の開放感とか、ここが尾根かあ〜ッという実感、赤い印のついた背の高い針葉樹たち、上り坂でアキレス腱がビヨビヨになる感覚、下山中に膝がガクガクになる感覚、滑る土、近づきつつある雷鳴、雨の前の強くて冷たい風、杉の鮮烈な匂い、視界が開けた時に見た山の遠近感など、実体験全部が面白い。小説やゲームとかで登山についてはイメージあったけど、実際に自分が登ってみると全然違う。あと何度も書くけど、わたしにも登山できるんだ!という自信がすごいつく。グレートトラバースを見る目が変わりました。

人生が豊かになったという実感があるよ。初心者のヨチヨチ登山の後ろで慌てず騒がず寛容な心で一緒に登ってくれた友人にめちゃ感謝。

今日はここまで